すでに「いわゆるサルサバンド」の域を軽〜く超えているCENTRAL。2008年秋、非っ常―にノっているのであろう今のバンドの状態を新鮮パッキングしてくれたゴキゲン極まりない作品が届きました!
誤解を恐れずに言います。すげーロックです。自由で洒落てて軽やかで、そして何より、色気に満ち満ちている。まったくもって、恋がしたくなるぜ。
所帯持ちのおいらにゃあ危険な媚薬です、CENTRAL。 |
桜井秀俊 (真心ブラザーズ)
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CENTRAL!!!
あらゆるカルチャーのメルティングポットと化してきた西暦2000年以降の東京の中で一見不器用そうに見えるタフな男どもが奏でるメロディと叩き出すリズム。ある時はしなやかに、またある時は激しく人々を揺さぶる。日本語だろうがスペイン語だろうが英語だろうがマンボだろうがサルサだろうがブーガルーだろうが関係ない。この音楽がCENTRALなんだ。そしてそれは有り得ないくらいにMODでかっこいい。
何から何までグチャグチャになっていく東京の中でしっかり自分達のやりたい事を見極めてやっているという自信が音に詰め込まれてて最高だ。本当に尊敬しています。
このCDを聴いたならば今度はライブ会場で一緒にビールを呑みながらダンスしましょう!!!それこそがCENTRALを一番楽しめる方法だから。 |
松田 "chabe" 岳二 (CUBISMO GRAFICO) |
かっこいい男たちが、かっこいい音楽を、かっこよく演奏する。これ以上何があるんだ!・・・と思えるほど、かっこいい。
サルサバンドって回を重ねると自然と「本格的」になっていくような気がするのですが、CENTRALはどんどん「CENTRAL的」になっていくのです。サルサだけどサルサじゃない。それはCENTRAL。強引に言うとミクスチャーロックのほとんどサルサ寄り。楽しい。でもオトナ。ちょっとせつない。東京のサルサ。
燃えるような太陽の下よりも綺麗な月夜に体を揺らしたい。そんなアルバムです。 |
森若香織 |